Vol.05『心の扉』
ホテルのフロントで働く、笑顔の素敵な愛くるしい女性、 松本有紀さん(仮名24歳)。 サービス業の女性らしく、いつも丁寧な言葉遣いで受け答えをしてくれる、高感度抜群の女性。
彼女ならきっといい人がすぐ見つかるはずと思っていたのに、お見合いはすぐに決まっても、交際に入ると、 うまくいかなくなり、すぐに終わってしまう・・・・。
なぜ、すぐにダメになってしまうのか?
そんな有紀さんの結婚物語・・・。
最初のお見合い
当初の予想通り、男性からも大人気の有紀さん。 入会後、すぐにお見合いが決定し、A男さんから「ぜひこのまま交際を」と言われ、「そう言っていただけるのなら」と交際スタート!
でも2週間すると、有紀さんから連絡があり「まだ一度も会っていないのですが、お断りをしたい」との事。何故かと聞くと「時間が合わないんです。もう少し遅くかけてくれるほうがいい」と言う。それをA男さんに伝えればと言うのですが、「言えないんです。」先に大丈夫ですか?と聞かれると、つい嫌とは言えずに「はい」と答えてしまうんです・・・。』こんな調子で最初の彼との交際は終わりました。
2回目のお見合い
今度のお相手は、ルックス的にも有紀さんのタイプ。B男さん。 B男さんも有紀さんもすごく相手を気に入って、交際スタート!これはひょっとしたら!と感じさせたのですが・・・。
1ヵ月後、有紀さんから連絡があり、またお断りしたいとの事。会って聞いてみると、 理由は、デートの帰りにB男さんの自宅近くのレストランで食事をした後、軽い感じでB男さんから「ちょっと両親に会っていかない?」と誘われ、挨拶に立ち寄ったから・・・。
有紀さんとしては、どんなに軽い感じでも、交際1ヶ月で挨拶なんて嫌だとのこと。でも有紀さんは、前回同様、その事をB男さんに伝えられないのです。
心の扉
有紀さんとお話しをしました。彼女は泣きながら「嫌だと言ったら、嫌われてしまうんじゃないかと思って、怖くて断ることができないと・・・。」そんな有紀さんに言うのは辛かったのですが「相手を気遣って言ったはずの言葉が、結局は自分自信を追い詰め、最終的には誰からも逃げる逃げる事になってしまっている」と言いました。だから、今回はアドバイザーでなく、自分自身でお断りをしなければならないと・・・。できないと言いながら泣いていた彼女ですが、「世界中の全ての人に好かれなくてもいいじゃないですか!時に嫌われたっていいじゃないですか!あなたを一番理解してくれる、大切な一人を見つけるために入会したのですから。」という私達の言葉に、彼女も最後には納得してくれました。
それから1週間後、結局はB男さんともダメでしたが彼女は言いました。「生まれて初めて、他人に対して自分の意見を言いました。すごく気分がすっきりして、相手もそれを理解してくれました。」彼女の心の扉が開いた時。私達もすごく嬉しかった!
3度目の正直
それからしばらくして、3度目のお見合いが決まりました。今度のお相手は、すごくリーダーシップのある男性C男さん。非常にハキハキとした性格の男性なので、有紀さんが押されて・・・との一抹の不安の中、お見合い。翌日、今回は彼女から連絡がありました。返事はOK!「自分の意見を伝える事がすごく大切な事だとわかりました。C男さんにもそう言われました・・・・。それにC男さんは何でも受け入れてくれそうで・・・。」ぜひ交際したいです。
もちろんC男さんからOKの返事。二人の交際がスタートしました。
ラストクリスマス!
順調に交際がスタートして、3ヶ月目のある日。私達の所に連絡が入りました。「二人で話し合って、近いうちにお互いの両親に会いに行きます」との事。心の扉を開いた有紀さんを、きっちりと受け止めているC男さんの二人の声が、とても幸せそうに感じました。
今年の楽しいクリスマスは、有紀さんが計画中だとか・・・・。
素敵な、ラストクリスマスになる・・・。そんな気がしています!!!
追伸!
相手をを傷つけずに、気を使って言わなかった事が、結果的にお互いを誤解させてしまう事は、よくある事です。相手を思うのであれば、時には勇気をもってぶつかりあう事も必要だと思います。
有紀さん。C男さん。クリスマスが終わったら、神社にもちゃんと初詣に来てくださいね!
アドバイザーより
*この物語は相談室で実際に起こった事実を元に構成しておりますが、
プライバシー保護のため、名前など一部情報は書き換えて掲載しています。




